こんにちはArennya(@Arennya129199)です!
今回はこちらの商品をレビューしていきます。
豆ガシャ本 新潮文庫&TOEIC®公式教材
豆ガシャ本 新潮文庫 商品について
メーカー:バンダイ
発売時期:2023年10月
価格:500円
全6種
新潮社から発刊の名著が豆本に
新潮社が展開する超有名老舗文庫レーベル“新潮文庫”。
新潮文庫の歴史は2024年で110年を数える長きに渡るもので、その中には現在でも語り継がれる文豪たちの名著が多数あります。
今作はそんな名著の中から6冊をピックアップし豆本化したもので、どの著者・書籍も誰もが知る馴染み深さがあるというところから、どれが出ても面白い体験が期待できるものになっています。
カバー無しのシンプルデザインで伝わる新潮文庫らしさ
通常の豆ガシャ本や他メーカー製作の豆本商品は書籍のカバーのカラフルさや、それを豆本化したときの精巧さを前面に押し出したものが多い印象ですが、本作はカバーを外した状態、つまり極めてシンプルな新潮文庫共通の内表紙デザインを豆本化しています。
当然本のサイズや表紙の文字は小さいものですので、少し離れて見ると6種のうちどの書籍か見分けがつかない仕様になっているわけですが、この様相こそが“新潮文庫”を表わしているとも言え、純粋なデザインの良さなどと相まって魅力的な豆本になっています。
ラインナップ
1、羅生門・鼻/芥川龍之介
2、李陵・山月記/中島敦
3、文鳥・夢十夜/夏目漱石
4、新編 銀河鉄道の夜/宮沢賢治
5、斜陽/太宰治
6、怪人二十面相 私立探偵 明智小五郎/江戸川乱歩
開封
今回は1つ購入しました。
宮沢賢治の新編 銀河鉄道の夜が出ました。
新潮文庫のロゴマークである葡萄が描かれています。
普段あまり見ることのないカバーを外した状態の表紙ですが、豆ガシャ本というところに関して言えば数冊並べたときの統一感や今回テーマにしている長く愛される名文学作品の不朽感を表わすにはもってこいのデザインという印象があります。
しかし、それを加味しても攻めたなという印象も。
最近のバンダイさんはめちゃくちゃ攻めている。
裏表紙はロゴマークのみ。表紙のデザインとちょっと形が違いますね。
数冊並べたときにいちばん雰囲気を感じられる背表紙もしっかり再現されています。
最近の豆ガシャ本ではもはや通例ですが、実際に本の内容も印字されています。
文字は細かいながら、読もうと思えば何も使わずに読めるサイズ感。
実際の文庫版は432ページあるようですが、豆ガシャ本版は【後略】と記され、122ページで終わっています。
全部組み込むと辞書みたいなサイズ感になってしまうのでここは仕方ないですね。
豆ガシャ本 TOEIC®公式教材 商品について
メーカー:バンダイ
発売時期:2023年10月
価格:500円
全4種
10月19日、TOEICの日に発売
国際コミュニケーション英語能力テスト・TOEIC(トーイック)は英語によるコミュニケーション能力を評価する国際的な試験です。
TOEIC試験を日本で実施している国際ビジネスコミュニケーション協会は10月19日をトーイックの語呂合わせから“TOEICの日”と定め様々なキャンペーンを実施しており、本商品はその一環として製作されました。
一般的にガチャガチャ商品は各店舗の入荷状況に大きく左右されるため発売日を細かく気にすることがありませんが、本商品は発売日も10月19日と徹底しており、テーマのマニアックさと合わせてユーモアを感じるものになっています。
これで学ぶならルーペが必須
先ほどの文庫本から一転、本商品は本文の文字レイアウトに大小があるため、小さい文字はとことん小さく、そのまま読むのは非常に難しいサイズ感になっています。
当ブログでも以前ご紹介した旅行情報誌・まっぷるの豆本のように実用的な仕様をすることは不可能ではありませんが、これで学習をする際はルーペ等で文字を拡大することをオススメします。
ラインナップ
・公式TOEIC® Listening&Reading 問題集 1
・公式TOEIC® Listening&Reading 問題集 10
・公式TOEIC® Listening&Reading 問題集 800+
・TOEIC® Listening&Reading 公式ボキャブラリーブック
開封
こちらも1つ購入しました。
こちらは公式TOEIC® Listening & Reading 問題集 800+ですね。
本来は表紙右上にCD-ROMが付属している旨が表記されていますが、こちらは豆ガシャ本のロゴに置き換わっています。
簡略化こそされていますが、やはり裏表紙のバーコード表記あたりはミニチュアでも再現されているとワクワクしますね。
背表紙もしっかり再現されています。
特に細かすぎるのが小口(背表紙の反対側)で、セクション・パート毎に色分けがしっかりされているため見た目がよりリアルになっています。
実際の問題集は全376ページで構成されていますが、豆ガシャ本バージョンは110ページ。
写真描写問題の写真。
TOEICと限りなく縁遠い私には『写真で一言』としての活用方法ぐらいしか思い浮かびません。
カメラで拡大してやっと読めるかどうかの文字をしっかり印字して大量生産する技術が凄い。
記念商品とはいえ、500円でこれが本当に作れるのか…という感じがしますよね。
まとめ
今回はバンダイさんから2023年10月に発売の商品、
豆ガシャ本 新潮文庫&TOEIC®公式教材をレビューしました。
最近リリース頻度が上がっている気がするバンダイの豆ガシャ本シリーズですが、今回紹介した2商品もテーマ選定から商品の内容までどれも凝っていたりユーモアがあり、ここはさすがバンダイさんだなといった印象でした。
同時期に発売された“豆ガシャ本 マンガワン”は初の漫画作品をテーマとしており、こうして扱うテーマが増えるにつれて自分の身近にある書籍が豆ガシャ本化されることへの期待が高まるところも面白く、ここは業界トップであるバンダイさんの大きなパワーに今後も期待したいと思います。
それでは、ここまでご覧いただきありがとうございました!
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