こんにちはArennya(@Arennya129199)です!
今回は同時期に発売されたこちらの2商品をレビューしていきます。
ポケベル ボールチェーンマスコット&ガラケーホームボタンの感触
“懐かしの通信端末”がテーマ
今回紹介するのはポケベルとガラケーという“懐かしの通信端末”をテーマにした2商品と“懐かしの携帯ゲーム機”1商品です。
ガチャガチャ業界でも昭和レトロがモチーフの商品は多数見られますが、今回の3商品は平成レトロが感じられるものになっており、当時実際に使っていた・遊んでいたというところで魅力を感じる世代層は昭和レトロ商品よりも広いのではないかと思います。
それでは早速見ていきましょう!
ポケベル ボールチェーンマスコット
メーカー:ケンエレファント
監修:東京テレメッセージ
発売時期:2023年8月
価格:500円
全4種
ポケベル全盛期の機種がモデルに
本商品のモデルとなったのは1996年頃、ポケベル(ポケットベル)が数字だけではなく文字も送信できるようになりユーザーが爆発的に増えた頃の人気機種であるNEC製のテレメッセージ「mola(モーラ)」。
メインユーザーだった当時高校生世代の方々の中には、本商品のPOPを見てついついガチャガチャを回してしまった、なんて方もいるのではないでしょうか?
もはやポケベルの一歩手前
本作はケンエレファント製品では珍しい電池入り商品で、音が鳴り振動もするリアル仕様となっています。更にサイズもほぼ原寸大で、『あと画面表示ができて通信できたらもう本物じゃん』という声が聞こえてきそうな(そこが一番難しいんでしょうけど)、ポケベルの一歩手前の雰囲気で仕上げてくるあたりは流石としか言いようがありません。
ラインナップ・サイズ
ラインナップ
・Blue(コンヤアイテル?ノミニイカナイ?)
・Gray(ナニシテル?TELクダサイ)
・White(フンスイマエデアイマショウ!)
・Pink(スキダヨ♥ハヤクアイタイ)
各ラインナップにはそれぞれ特定のメッセージが表記されています。私はもう少し下の世代なので実際どうなのか分かりませんが、このカタカナ表記の文字列も当時のことを一気に想起させてくれそうな独特の雰囲気がありますよね。
サイズ
縦53㎜×横39㎜×奥20㎜
開封
今回は1つ購入しました。
ラベルにも説明が記載されています。本当はこれも保存しておきたいんですが形状があまり良くないんですよね。
Whiteが出ました。商品名の通りボールチェーン付きで持ち歩きもできます。
Whiteには『フンスイマエデアイマショウ!』の表記。画面は固定ですが、奥行もありリアルです。
裏面には電池のフタとそのロックボタンがありますが、これは本物を象ったもので実際には開きません。従って中に電池は入っていますが交換も不可の使い切りです。
左右のボタンは両方押すことができますが、操作に使用するボタンは左側のみ。
音声
音声は2通りあり、この音も当時のユーザーが聞いたら人によっては感動するのかもしれませんね。
音声①
音声②
ガラケーホームボタンの感触
メーカー:ターリン・インターナショナル
発売時期:2023年8月
価格:300円
全4種
ガラケーのホームボタン特化
ポケベルに取って代わって一時代を築いたガラケー(ガラパゴスケータイ)の“ホームボタン部分”だけを切り取った、ホームボタン特化商品。ストレートタイプ(前期)と折り畳みタイプ(後期)が2種ずつラインナップされており、どちらも直接のモデルになった実商品はありませんが『そうそう、こんな感じだった』というちょうど良いデザインになっています。
ボタンの感触が気持ち良い
タイトルの通り、本商品はボタンを押して感触を楽しむものになっています。ガラケー時代の当時私も無駄にボタンをポチポチ押していたような気がするんですが、おそらくボタンの感触は本物より少し強めになっており、さながら“ホームボタン型のフィジェットキューブ”といった感覚です。
これを使えばガラケー型のフィジェットキューブをポチポチしながらスマホでポケベルについて調べるみたいな、無駄に通信端末の世代を跨いだアクションも可能になります。
ラインナップ・サイズ
ラインナップ
・ガラケー前期(プレミアムシルバー)
・ガラケー前期(ギャラクティックネイビー)
・ガラケー後期(プレシャスホワイト)
・ガラケー後期(ミスティマゼンタ)
当時カタログを見ながらワクワクしていたことを思い出す一方で冷静に考えると意味がよく分からない修飾語が必ずセットになっているあの感じがしっかり表現されているネーミングです。
サイズ
縦24㎜×横59㎜×奥10㎜
開封
こちらも今回は1つ購入しました。
ガラケー後期(プレシャスホワイト)が出ました。
後期バージョンということで、ボタン配列にはメール・ウェブ・写メが並んでいます。
ボタン部分はすべて押すことができるので、位置を気にせず適当にポチポチできるところもフィジェットキューブ的な使い方には適しています。また全体のサイズも握りやすく、ちょうど良いですね。
裏面は非常にシンプル。こちらはボールチェーンではなく紐が付属しています。
Ringcolle! たまごっち
メーカー:バンダイ
発売時期:2023年9月
価格:300円
全12種
“平成”を象徴する携帯ゲーム機
ポケベルが大流行していた1996年に発売され、翌1997年に爆発的人気を獲得した携帯ゲーム機“たまごっち”。世代的に私はど真ん中でしたが当時はなかなか買うことができず、謎の類似商品を掴まされたり、謎に純正商品を大量に所持しているクラスメイトがいたりと、界隈によっては今とさほど変わらない状況だったことを思い出します。
圧巻の大量ラインナップ
たまごっちといえば卵から産まれ育っていく多数のキャラクターが魅力のひとつですが、今作はそれを活かした圧巻の12種類という大量のラインナップ構成になっています。
バンダイのガシャポン内人気ブランド“Ringcolle!(リンコレ!)”での展開で、価格帯から見てもたくさん集める楽しさが感じられます。
ラインナップ
・まめっち
・おやじっち
・たらこっち
・ぎんじろっち
・くちばっち
・たまご
・ますくっち
・くちたまっち
・たまっち
・にょろっち
・まるっち
・ベビっち
開封
今回は1つ購入しました。
ぎんじろっちが出ました。
Ringcolle!での展開なので指輪状のリングも付属していますがリングサイズはなかなか小さく、内径は15㎜の7号です。
裏面でパッケージのカバーを外すことができます。
写真のようにリングは飛び出しているので、パッケージごと指輪として着用できます。
小さいながらカバーもしっかりしていますね。
本体を外しました。セット内容は本体・台紙・カバーになります。
300円であれば本体だけ封入でも全然OKだよ…と思ってしまうのは私の感覚がおかしくなってきているのかもしれません。
台紙もよく出来ています。この字体も“平成レトロ”を感じさせますね。
裏面はよく見ると本商品の注意書きになっています。
そして本体。おそらく画面はシール貼付で再現していますが、筐体の造りは細かくて綺麗です。
この状態でももちろん指輪として着用可能。たくさん集めて指輪して、あの頃手に入らなかった鬱憤を晴らしてみるのも悪くないかもしれません。
まとめ
今回は2023年8月に発売の
ポケベル ボールチェーンマスコット&ガラケーホームボタンの感触&Ringcolle! たまごっちをレビューしました。
“懐かしの通信端末”と“懐かしの携帯ゲーム機”をテーマにした3商品はただ懐かしさを感じるミニチュア商品では終わらず、最新のガチャガチャ感もしっかり併せ持つ面白い付加価値を持つものになっていました。
平成レトロがテーマの商品は今後も続々出てくるのではないかと思いますが、メーカー内にモチーフになる商品に実際に触れてきた方がいる割合が高くなってきたり、監修元が持つ情報の精度が高くなってくるというところで今後もハイクオリティかつ魅力的な付加価値を持つ商品の登場に期待できるのではないでしょうか。
それでは、ここまでご覧いただきありがとうございました。
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