こんにちはArennya(@Arennya129199)です!
今回はこちらの商品をレビューしていきます。
紡ギ箱(つむぎばこ)~第3節~
商品について
メーカー:スタジオソータ
発売時期:2023年10月
価格:500円(ガチャガチャ版)、660円(ボックストイ版)
全6種
人気の“紡ギ箱”シリーズ第3弾
2021年に第1弾の販売が開始された造形作家・Yoshi.さんが手掛けるオリジナルデザインシリーズ“紡ギ箱”はガチャガチャ商品とは思えない造形の細かさやスケール感が人気を呼び、現在までにカラー違いのバージョンを含めて計6作がリリースされています。
今回の第3弾は前作から約1年ぶりの待望の新作となり、発売から間もなくSNSには感嘆や好評の声が溢れています。
新作リリースとともに進展していくストーリー
紡ギ箱シリーズの大きな特徴のひとつとして、新作がリリースされるとともに登場するキャラクターにまつわるストーリー、そして全体のシナリオが明らかになっていくというものがあります。
シナリオはいちみさん・コンセプトアートは一芒さんが手掛けられており、Yoshi.さんを含めた御三方によって形作られる世界観はガチャガチャ商品であれば通常1枚だけ付属する説明書とは別で付属しているミニブックで語られるほどのもので、商品自体の魅力をより深めるものになっています。
『IZON.』のタイトルでゲーム化計画も進行中
もうひとつの興味深い点として、紡ギ箱シリーズはカプセルトイ商品のリリースと並行して『IZON.』というタイトルでゲーム化計画が進行しています。
魅力的な造形のキャラクターが動くさまやこれまで重ねてきたストーリーがどう反映されていくのかといったところは一度紡ギ箱シリーズに興味を持ってしまうとどうしても気になる部分もあり、普段そこまでゲームをやらない私も自然と完成を心待ちにしています。
(2024年6月追記)
こちらは現在担当声優の発表など具体的な開発の進捗が見られるほか、ゲーム内容をより充実したものにすることを目的としたクラウドファンディングを実施しており、開始から1日で目標金額を達成するなど注目度の高さが伺えます。
2024年9月に特別仕様版が発売予定
来たる2024年9月には本作に登場する2種のキャラクターに取付可能な新換装パーツを追加した特別仕様版の発売を予定していることが発表されました。
特にこの第3節のメインコンテンツともいえるキャラクター・黒裁人(クロサバト)の新換装パーツは相当な豪華仕様になっていることが伺え、更に本作の拡張パーツである黒我(コクガ)との組み合わせなども楽しめそうな雰囲気が感じられます。
ラインナップ・サイズ
ラインナップ
ラインナップは3種×カラー2種の計6種(ガチャガチャ版とボックストイ版でカラーが一部異なります)。
ガチャガチャ版
・黒裁人(カラーver.・グレーver.)
・黒我(カラーver.・グレーver.)※拡張パーツ
・ストラ(カラーver.・グレーver.)
ボックストイ版
・黒裁人(カラーver.・墨入れver.)
・黒我(カラーver.・墨入れver.)※拡張パーツ
・ストラ(カラーver.・墨入れver.)
サイズ
・黒裁人…全高約18cm
・ストラ…全高約5cm
開封・組み立て
黒裁人
まずは第3節のメイントピック的存在・黒裁人から見ていきます。
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カプセルから開封するとこの詰まり具合。これだけでワクワクしてきますね。
ちなみに他2種との重量差がありすぎて、持っただけで黒裁人だと分かります。
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展開してみると『この量をよくあの小さいスペースに詰めたなぁ…』と感心します。
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こちらはグレーver。パーツ数は予備を含めると37個で、やはり相当多いです。
説明書に記載の組立目安時間は50分、難易度はマックスの★5個とこれは相当の強者。
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各ジョイントパーツは事前に組み立てておきます。
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まずは頭部から。既に格好良い。
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胸部を接続。やっぱりめちゃくちゃ格好良い。
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続いて腕を接続していきます。
肩部のジョイントパーツはよく見ると形状に違いがあり、写真左側のジョイント部が直線的になっている方が腕になります。
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腕の各パーツにもよく見ると前後があるため、説明書をよく見ながら組み立てていきます。
肩部や手などのボールジョイントが固い場合は無理せず温めてパーツを柔らかくすると差し込みやすくなります。
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続いては腰部ですが、細かい部分まで立体的な造形が素晴らしい。
一方で組立時にもげてしまう危険性もあるので、注意しながら組んでいきます。
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脚部も腕と同様、前後を確認しながら組み立てます。
つま先部分は可動しないため、取れてしまうようであれば接着してしまった方が良いですね。
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完成。最初から最後まで格好良いという感想しか浮かびませんでした。
指先を痛めながら組み立てるだけの価値がありますね。
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動かしていて驚くのはこういったフィギュアはデザイン重視であまり動かせなかったり、パーツがすぐ取れてしまうようパターンが良く見られますがそれがあまりなく、安定感があること。
パーツ数から組立の楽しさ、組立後の遊べる時間まで考えると正直これで500円は何かおかしい。
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難なく座れます。
黒我
続いては黒裁人の拡張パーツ、黒我を見ていきます。
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こちらは袋が1つです。
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パーツ数は17個と、これでも十分多めです。
今回はカラーverが出たので色違いということになりますがそのまま取り付けていきますので、それぞれの色の雰囲気の参考にしていただければと思います。
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まずは取替用の頭部を組み立てていきます。
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黒裁人が覚醒した状態を表現しているようで、口の開閉が可能です。
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頭部を入れ替えます。エヴァンゲリオン初号機を彷彿とさせる感じも良いですね。
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次に肩パーツ・尻尾パーツを取り付けていきます。
腕部の穴に肩パーツ、背中中央の穴に尻尾を差し込みます。
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肩パーツは左右が決まっているため、向きをよく確認します。
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次に尻尾を組み立てていきます。
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先端の紫が綺麗ですね。
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良いフォルム感ですね。
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続いては刀剣を組み立てていきます。
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先端部は接着してしまっても良い感じですが、サイズが意外と大きいので使わないときにコンパクトにしておきたい場合は取り外し可能にしておいた方が良いかもしれません。
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柄のパーツは手も付属しており、頭部同様こちらも入れ替えて使用します。
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これがまた想像より大きいサイズ感。
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刀剣は柄のパーツを付け替えることで背中に収納が可能です。
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刀剣収納用のパーツを尻尾両脇の穴に取り付けます。
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これで左右とも収納したり、片方だけ収納が可能です。
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黒裁人単体でも十分な感じがしてしまいますが、いざ手に取ってみると必須級で格好良いですね。
ストラ
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残るラインナップ、最後はストラです。
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多パーツを組み立てた後に見ると安心感が凄いですね。
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完成しました。
大型のメインキャラクターが人気の一方、プトゥンなどこちらの可愛らしい見た目のキャラクターも人気が出た結果単体でガチャガチャ商品として発売されています。
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まとめ
今回はスタジオソータから2023年10月に発売の商品、
紡ギ箱~第3節~をレビューしました。
スタジオソータさん発売のオリジナル商品・魅力的なデザイン・続いていくストーリーなど面白いトピックがたくさんある商品でしたが、それ以上に商品化へのコスト的な部分やカプセル化への工夫がいつにも増して見えるところなど、制作陣の熱意が大いに感じられる商品でした。
先述のように紡ギ箱シリーズはゲーム化を控えているため今後はより具体的なアクションにも期待したいところですし、それに伴ってガチャガチャ商品としての展開も楽しみなところです。
それでは、ここまでご覧いただきありがとうございました!
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