こんにちはArennya(@Arennya129199)です!
今回はこちらの商品をレビューしていきます。
舞詛傀 -プシュケー-
商品について
メーカー:スタジオソータ
発売時期:2024年1月
価格:500円(ガチャガチャ版)
全4種
娘毒(こどく)シリーズ第2弾
クリーチャーアーティスト・チビタンクさんが手掛ける娘毒(こどく)シリーズは2022年11月に第1弾となる『桀戮子 –アラクネ–』、続く2023年6月には桀戮子のカラー違いとなる『桀戮子 –アラクネ-HAZARD』が発売されており、今作はシリーズ2作目の続編となります。
桀戮子 –アラクネ-のレビューはこちら
娘毒シリーズのテーマのひとつに“ヒトと毒虫の融合”がありますが今作のモチーフは蛾となっており、その造形は前作から引き続き恐ろしくも悲しい世界観を見せています。
今作の拡張パーツは美しさが見どころ
こちらも前作に引き続き、ラインナップはキャラクターと拡張パーツの2部構成となっています。
前作の拡張パーツは可動感を前面に押し出した内容でしたが、プシュケーの拡張パーツは可動部が一切なく、代わりに羽の美しさや質感にリソースを全振りしたような作りとなっています。
前作拡張パーツの可動感の高さは非常に好評だったのではないかと想像しますが、一転して真反対の内容を持ってくるところも非常に面白く、それに足るクオリティも十分に感じられるためぜひキャラクターと拡張パーツをセットで手に取ってみてください。
ラインナップ
●プシュケー【白緑(ビャクリョク)】
●羽・ファー(羽用)・ジオラマ台座【白緑(ビャクリョク)】
●プシュケー【金青(キンセイ)】
●羽・ファー(羽用)・ジオラマ台座【金青(キンセイ)】
開封

今回は3つ購入しました。
プシュケー【白緑(ビャクリョク)】

まずはプシュケー【白緑(ビャクリョク)】です。

こちらはとりあえず1体持っておきたい、プシュケー本体ですね。

スタジオソータお馴染みの3D組立説明書。
今作は接着剤が推奨ではなく、必須になっていますね。

まずは頭部から。
前作アラクネはなにか“ギャルみ”を感じる赴きがありましたが、プシュケーは設定年齢的にもう少し上の年代のようです。

触角からは早くも蛾の雰囲気がしています。


後ろ髪パーツに左右の髪をセットします。

前後の頭部で挟み込んで頭部が完成です。
この辺の細かい立体感の出し方はパーツ構成からも工夫が感じられて良いですよね。

続いて頭部にファーをセットし、体と接続します。

両手首から先は梱包時から接続されていますが、パーツ組みの際に握ったりすると外れるため注意が必要です。

脚を接続して本体が完成しました。
作りがしっかりしている分接続部は固いため、冬場は特に少し温める等の工夫が必要と感じます。

スタンドにセットします。

アラクネは台座に直接足を固定する方式でしたが、今回は後方から支える方式になっています。
モチーフが蛾だからなのかは分かりませんが、少し宙に浮くため雰囲気が出ますね。

最後に武器を取り付けていきます。


背中の穴に接続パーツを差し込みます。

モデルの通りだと腕の内側を通す形になります。

先端に武器の鞘部分を差し込んで完成です。
少し窮屈なため、ここでも腕を無理に動かさないように注意ですね。

フードを取り付ける際は触角を一度外し、フード取付後に触角を再セットします。

フードを付けた場合、バランス感としてはやはり拡張パーツの羽があった方が良い感じがしますね。
羽・ファー(羽用)・ジオラマ台座の取り付け

続いては羽・ファー(羽用)・ジオラマ台座を取付していきます。
こちらは接着剤必須になります。

まずは羽(大)の組立。

上下パーツを接着していきます。

続いて付属の羽用ファーと羽(小)を接着し、更に羽(大)を重ねて接着します。

羽はどちら向きでもファーにセットできてしまうため、向きに注意が必要です。

ファーの尖っている側が前になり、羽はどちらも直線側が前になります。
接着のため、こちらは取付前に要確認ですね。

作っていると感じますが、この羽が本当に綺麗なんですよね。

こちらがジオラマ台座。同じく非常に綺麗です。

本体に取り付けて完成です。

フォルムのバランス感も良いですね。

羽の自然に重なる感じも接着取付ならではという雰囲気。

前作アラクネの拡張パーツ“武装”は動かして遊べることに重きを置いた感じがあり、今作ではある種そういった期待もあったのではないかと思います。
しかし蓋を開けてみれば逆に一切可動しないという思い切った判断、そしてそれを補って余りある非常に綺麗な羽の造形や配色と、アラクネとは違った魅力がしっかり見られるものになっています。
プシュケー【金青(キンセイ)】


こちらはもう一方のカラーパターン、プシュケー【金青(キンセイ)】。

先述の通り羽は可動しませんが、武器は接続パーツを動かすことである程度位置調整が可能です。

アラクネと並べてみる


これはやはり、夜道で遭遇するパターンでしょうか。
“最期に見た景色”感がとんでもないですね。
まとめ
今回はスタジオソータから2024年1月に発売の商品、
舞詛傀 -プシュケー-をレビューしました。
前作から引き続く強烈なキャラクターデザイン、そして一転して一切可動はせず美しさのみで魅せる拡張パーツの組み合わせがシリーズの新たな流れを感じさせるものになっていました。
こうなると早速”次回作はどう来るのか?”まで楽しみになってきますが、今作は非常にカラーの映えるものだったためアラクネのようにカラーの異なるバージョンも見てみたい気がしますね。
またシリーズの設定もしっかりしているため、キャラクターが増えたことにより新たにストーリーのようなものが加わってくるのか等も気になるところですので、今後もこちらは注視していきたいと思います。
それでは、ここまでご覧いただきありがとうございました!
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