こんにちはArennya(@Arennya129199)です!
ガチャガチャ業界では500円以上の高価格帯商品もすっかり当たり前になり、それに伴って商品のテーマや内容も幅の広がりを見せています。
特に高価格帯の商品に関しては今までの“ガチャガチャ=子供が楽しむ”イメージとは真逆に大人だけが楽しめるようなものが各メーカーから多数リリースされています。
これまであまり興味がなかった方でも、街角やSNSなどでふと見かけた際に『今はこんな商品があるのか』と感じたり、驚いた経験があるのではないでしょうか。
今回この記事ではそんなふと興味を抱いた方や何か新しい趣味を始めたい方などに向けて、大人向けガチャガチャの魅力、そして500円の商品をメインとした大人向けガチャガチャおすすめ商品をジャンル別に紹介していきます。
また“気になる商品があるけどガチャガチャを回すのが恥ずかしい”といった理由で購入を躊躇している方もおられると思いますが、そんな不安を打ち消すため最近のガチャガチャ店舗事情・安心して購入する方法も併せてお伝えしていきますのでぜひ最後までご覧ください。
最近の大人向けガチャガチャ商品は本当にスゴい
1965年の日本上陸当時は10円で買えたガチャガチャ商品は1983年のキン消しブームの前後に100円~200円になり、2010年代には300円~400円が主流になっていきました。
そして現在では当たり前に設置されるようになった500円商品、更に2021年にバンダイから登場したプレミアムガシャポン専用筐体では600~2,500円の価格設定が可能になるなど、時代が進むとともに上がってきた物価に合わせてガチャガチャ商品の価格も上がってきているように見えます。
しかしながら、ガチャガチャ商品からはその他の流通品とは少し異なる進化が感じられ、それがそのまま魅力として表れています。
まずはそんな“ただ高い”だけでは終わらない高価格帯ガチャガチャ商品の魅力となるポイントを見ていきましょう。
クオリティの高さが価格と同等orそれ以上に感じられる
まずは価格と商品価値の釣り合いを測る上でいちばん重要なポイントである商品クオリティの面からです。
現在メインの価格帯と言われる300円商品と比較するとやはり高いと感じてしまう500円商品ですが、結論から言うとほぼハズレなしと言って良いほどクオリティが高い商品が揃っています。
食品系ミニチュア商品であればメインの食品のクオリティはもちろんのこと容器・包装の再現度の高さや付属物の豊富さ、組立を必要とするフィギュア商品であればデザインの良さや各パーツの接合部の丈夫さなど、良い意味でガチャガチャ商品の範囲を逸脱している商品が多数あり、時として収益性に問題がないのかこちらが心配になるようなメーカーの熱意が感じられる商品まであります。
また一方で300~400円の商品も価格なりのクオリティが見られるため、ガチャガチャ商品に関しては価格の幅は選択肢の幅として機能していると言えるでしょう。
商品のバリエーションが豊富
次のポイントは商品のバリエーションが豊富にあることです。
価格の幅が選択肢の幅であると同時に同価格帯の商品にも各メーカーから様々な商品が投入されていますが、こと高価格帯商品においては造形の複雑さやメーカーの熱の入り方もあいまって更に豊かなバリエーションが感じられます。
食品などのミニチュアからオリジナルデザインのフィギュア、かわいいぬいぐるみや人気アニメ商品まで、驚くほど豊かなラインナップをよく眺めてみると自分の心に訴えかける商品がきっと見つかりますよ。
大人の趣味として見ると十分安価で楽しめる
バンダイから発売されているプレミアムガシャポンを除くとほとんどのガチャガチャ商品の価格は高くても500円が上限となり、全種コンプリートを目指すわけでもなければ1商品につき高くても500円で楽しめることになります。
“ガチャガチャ商品1個に500円を払う”ことにそもそもの抵抗を感じる方も多いかと思いますが、趣味として捉えればこれは十分に安いと感じられる金額ですよね。
何か新しい趣味を始めたいとか、気になるけど高く感じてどうも手が出ないという方もぜひ一つ購入し、商品を手に取ってじっくり眺めてみてください。
ちなみに試しに3回購入してみたらすべて違うものが出た→残り2種でコンプリート→4回目も違う→買う気がなかったのに5回目→ストレートで揃う→ひとりガッツポーズみたいな、商品そのものの魅力とはまた違う面白さが時折あるところもランダム性のあるガチャガチャの魅力と個人的には感じています。
ジャンル別・おすすめ商品
ここからは数ある大人向けガチャガチャの商品の中でも私が特におすすめしたいものをジャンル別に紹介していきます。
ジャンルは大きく分けて
・フィギュア系
・ミニチュア系
・実用系
の3ジャンルを写真付きで紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
フィギュア系
₋FORM Series- Leo Void(フォームシリーズ レオヴォイド)
メーカー:スタジオソータ
発売時期:2024年1月
価格:500円
全4種
まずはスタジオソータから発売の₋FORM Series- Leo Void(フォームシリーズ レオヴォイド)です。
ガチャガチャ商品とは思えないパーツ数や可動域の広さ・組立の安定感など、どのポイントを見ても出来の良さが際立つ作りはとても500円で買える商品とは思えないものになっています。
デザイナー・造形師のArataさんによるデザインはオリジナル感も抜群にありますよね。
₋FORM Series-1作目、Rabbit Void(ラビットヴォイド)
₋FORM Series-はこれまでに2作品が販売されており、2024年8月には3作目となるFox Void(フォックスヴォイド)の発売も予定されています。
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祀宮龍(さいぐうろう)
メーカー:スタジオソータ
発売時期:2024年1月
価格:500円
全4種
続いては同じくスタジオソータから発売の空想生物図鑑シリーズの祀宮龍(さいぐうろう)です。
こちらは作家・ムラマツアユミさんが手掛ける空想生物図鑑シリーズの最新作で、先ほどのレオヴォイド同様にオリジナルデザインの作品です。
全長20cmの巨大サイズ・奥行や空間を感じる造形など、こちらもガチャガチャ商品とは思えない驚愕のクオリティが楽しめる作品といえます。
空想生物図鑑3作目、浪漫幻鳥(ろまんげんちょう)
また同様にシリーズ作品も素晴らしく良い出来で、知ったタイミングから過去の作品を追ったり今後の作品に期待できるところも楽しみの一つとなっています。
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マタギ
メーカー:TAMA-KYU
発売時期:2024年1月
価格:500円
全5種
フィギュア系おすすめ商品、最後に紹介するのはTAMA-KYUから発売のマタギです。
こちらはメーカーのTAMA-KYUが“新機軸カプセルトイ”と銘打っていたり開発に非常に長い時間をかけていたりと、商品テーマだけに留まらない独特さを感じる商品となっています。
蓑のフサフサ感、再現度が高すぎる
そんな背景の面白さに加え申し分ない造形とあり店舗では完売が続出、2024年5月には再販もされています。
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ミニチュア系
蒙古タンメン中本 ミニチュアコレクション
メーカー:ケンエレファント
発売時期:2024年4月
価格:500円
全5種
ミニチュア系商品、まずは食品系ミニチュアに定評のあるケンエレファントから発売の蒙古タンメン中本 ミニチュアコレクションです。
先述の通り500円の食品系ミニチュア商品には付属品が充実しており、皿から箸まで細部が精巧に再現されています。
これはフィギュアと組み合わせて写真撮影などをする際にも使い回せて便利です。
楽屋弁当ミニチュアコレクション
ケンエレファントからは公式ライセンスに基づいた再現度が異様に高い食品系ミニチュア商品が多数販売されており、本物と並べて見比べる等の楽しみ方も可能です。
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豆ガシャ本 豆六法
メーカー:バンダイ
発売時期:2023年3月
価格:500円
全6種
続いては今やバンダイガシャポン人気コンテンツのひとつともいえる豆ガシャ本シリーズ内でも特にインパクトの強い“あの六法全書を豆本化してしまった”豆六法です。
極小サイズながら表紙・ページの質感、箔押しのクオリティの高さに驚かされます。
そしてなんといっても印字の細かさが衝撃的な商品となっていますが、ここに“元々があれだけ細かいものを敢えて豆本化する”という遊び心が感じられるところもポイントですね。
ウルトラニュープランニングのまっぷる豆本。裏表紙にデジタル版が閲覧できるQRコードが付属。
また、ここ1年ほどは何故か各メーカーから旅行ガイドの豆本化商品のリリースが相次いでいます。
一部の豆本にはデジタル版の閲覧が可能なコードが付属しており、最終的には正規デジタル版のオマケとして豆本が付属されるようになるのでは…?という予感も。
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実用系
本当に録音再生!レトロminiポータブルプレイヤーマスコット
メーカー:トイズスピリッツ
発売時期:2023年8月
価格:500円
全5種
最後は実際に使って楽しむことができる実用系ガチャガチャ商品、まずはトイズスピリッツから発売の本当に録音再生!レトロminiポータブルプレイヤーマスコットです。
こちらはパッと見たところミニチュアに分類されるのでは?といった印象ですが、更に一歩進んで本当に録音再生を可能にしてしまった商品となっており、本物ほどではないにせよ実用性も持ち合わせているところがポイントです。
またその一方でテープも取り外しや入れ替えが可能となっているなどミニチュア感もバッチリで、どちらも両立させるメーカーの熱意が伝わってきますね。
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デスクトップクリーナー ~ジャイロ~
メーカー:エール
発売時期:2023年6月
価格:400円
全4種
続いてはエールから発売のカプセル型卓上クリーナー、デスクトップクリーナー ~ジャイロ~。
こちらはガチャガチャ商品としてはなかなか珍しい単4電池を使用しており、交換も可能です。
デスクトップ周りの清掃には十分な吸い込み性能で、しかも400円。
更に素晴らしいのは本商品がこのままの状態で排出されるカプセルレス商品というところで、商品テーマに加えてより感じるクリーンなイメージに好感が持てますね。
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大人も堂々と楽しめる?最近のガチャガチャ店舗事情&購入方法
ここまで読んでいただき、ガチャガチャ商品の魅力が多少なりとも伝わったでしょうか?
『欲しい!今すぐ店舗行ってくる!』という方はもちろん良いのですが、中には『商品の傾向として大人も楽しめるのは分かったけど、大人がガチャガチャを回すのに抵抗がある』と感じている方もいらっしゃるかと思います。
かく云う私も当初は“周囲に人がいない隙を狙って…”という意識を持つタイプでしたが、最近は大人でもガチャガチャを購入しやすい環境が非常に整っています。
ここからは最近のガチャガチャ店舗事情と合わせて商品を円滑に購入する方法を紹介していきます。
大型店舗が全国で急速に増加している
“ガチャガチャ=子供のもの”というイメージとともにあるのが“ガチャガチャ=ショッピングモールやスーパーなどのちょっとした空きスペースに置いてある”というイメージです。
しかしここ数年は日本全国に大型のガチャガチャ専門店が立て続けに開業しており、利用者のほとんどが少なからずガチャガチャに興味を持って来店している環境に加え、ちょっとしたスペースで回す際の他人の目が気にならないため堂々とした気分でガチャガチャを楽しむことができるでしょう。
中でも全国70店以上のガチャガチャ店舗を運営する最大手・ガチャガチャの森はコンセプトが大人向けであるため商品の充実度も高く、その他店舗も商品の傾向によってコーナーを分かりやすくするなどの配慮も感じられます。
また一方でどの大型店舗にも子供向けの商品がしっかり置いてあり、親子で一緒に楽しむこともできます。
これら大型店舗のほとんどは2020年以降の開業となっており、今後も様々な場所での開業が予想されますので近隣に店舗がない方も期待して待ちましょう。
参考:東京都内ガチャガチャ店舗・設置台数ランキング
ネット販売・フリマサイトを利用する
『それでも店舗で回すのが恥ずかしい』『近くに大型の店舗がない』といった方はネット販売やフリマサイトを利用するのがおすすめです。
ガチャガチャ最大手メーカー・バンダイが展開するガシャポンオンラインでは実際のガチャガチャ商品をオンライン上で実機さながらに1個単位から、様々な決済方法で購入することができます(バンダイ商品限定)。
引用元:ガシャポンオンラインナムコパークス オンラインストア | NAMCO Parksバンダイナムコアミューズメントのポータルサイト「ナムコパークス」の公式オンラインストアです。様々なアニメやゲームなどの人気作品コラボの店舗限定オリジナルグッズや景品ミニゲームなどのオンラインショッピングが楽しめます。
先ほどおすすめ商品のパートで紹介したスタジオソータやケンエレファントは自社でネット販売を行っており、1個からの購入はできませんがコンプリートを狙うのであればこちらもおすすめです。
特にスタジオソータはネット販売限定の特別カラーや限定アイテムの付属がありますので、コレクション性も抜群です。
引用元:SO-TA Official StoreJust a moment...
引用元:ケンエレファント 公式サイトKenelephant ケンエレファント公式サイト株式会社ケンエレファント公式サイト。ミニチュアトイ、ソフビ、アート、出版など。ケンエレファントは成長し、変化し続けます。ミニュチュアフィギュアは、世界中の物をミニ化するまでやり続けます。アート事業は、よく解らないのがとっても面白いのでこんな...
同じく商品をネットで購入する方法としてフリマサイトの利用があります。
店舗へ行く必要がないことに加えて欲しい商品をピンポイントで購入できるところは大きなメリットですが、店舗で売り切れになっている商品を法外な高値で掴まされないよう注意しましょう。
まとめ
今回は大人向けガチャガチャの魅力・ジャンル別おすすめ商品と題し大人の趣味として楽しめるガチャガチャの魅力やおすすめの大人向けガチャガチャ商品、最近の店舗事情や安心して購入する方法を紹介してきました。
最近のガチャガチャ商品は驚くほどの進化を遂げており、おすすめ商品を見て心が動いた方もいるのではないでしょうか。
今や毎月300種のガチャガチャ商品がリリースされるといわれる中今回紹介した8種の商品はほんの一部であり、同様に素晴らしい商品や自然と心動かされる商品が多数ありますので気になった方は新作情報やメーカーの公式サイト等チェックしてみてください。
それでは、ここまでご覧いただきありがとうございました!
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